熊本地震について ―心よりのお見舞いを

このたびの令和8年熊本地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、大切なご家族を亡くされた方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、お住まいを失われた皆さまにも、心よりお見舞い申し上げます。

今も余震への不安や、慣れない避難生活のなかで過ごされている方が大勢いらっしゃることと思います。一日でも早く、少しでも穏やかな時間が戻りますよう、心から願っています。


私と家族の無事について

ご心配のご連絡をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

おかげさまで、私と家族は全員無事です。

地震が起きたとき、私は職場にいました。

まっさきに頭に浮かんだのは、保育園にいる我が子のことでした。

10年前にも大きな地震を経験していたこともあり、少しだけ落ち着いて行動できている自分がいました。

一方で、「今は仕事を続けるべきなのか、それとも子どものもとへ向かうべきなのか」と、心が大きく揺れている自分にも気づきました。

その出来事を通して、改めて「我が子を最優先にできる働き方をしたい」と強く感じました。

翌日、めったに熱を出さない子どもが高熱を出しました。

結果として仕事を休み、子どものそばにいられたことに、今はほっとしています。

ただ、大切な人のそばにいたくても、さまざまな事情でいられなかった方もたくさんいらっしゃることを思うと、胸が締めつけられる思いです。


支えてくださっている方々へ

発災直後から、寝る間も惜しんで動いてくださっている医療従事者の皆さま。

そして、物資を届け、道路やライフラインの復旧に尽力してくださっている皆さま。

本当に、心から感謝申し上げます。

医療に携わってきた一人として、その大変さの一端を思うと、頭が下がる思いでいっぱいです。

どうか、支える側の皆さまも、ご自身の身体を大切になさってください。


県内の皆さまへ ― どうか、無理をしないで

真夏の被災です。

暑さのなかでの片づけや避難生活は、思っている以上に身体へ負担がかかります。

できる範囲で、大丈夫です。

  • こまめに水分を。少しの塩分も一緒に。喉が渇く前に補給しましょう。
  • 日中の暑い時間帯の作業はできるだけ避け、日陰や涼しい場所で休憩をとってください。
  • 車中泊をされている方は、ときどき足を動かし、水分をとることも、エコノミークラス症候群の予防につながります。

そして、心のこと。

眠れない。

落ち着かない。

涙が出る。

逆に何も感じない。

どれも、大きな出来事のあとに起こる自然な反応です。

「しっかりしなきゃ」と気を張り続けなくても大丈夫です。

もし少し余裕があれば、肩の力をゆるめたり、ゆっくり息を吐いてみたりしてください。

短い時間でも身体を動かしたり、温かいものを口にしたりすることが、少し気持ちを和らげてくれることもあります。

つらい気持ちは、ご家族やご友人、支援の窓口など、安心して話せる相手に言葉にしてみてください。

体調や心のつらさが続くときは、どうか我慢せず、医療機関や公的な相談窓口を頼ってくださいね。


県外の皆さまへ ― 遠くからでもできる応援

「何かしたいけれど、どうすればいいだろう。」

そう思ってくださる気持ちそのものが、本当にありがたいです。

いま、被災地へ確実に支援を届ける方法の一つが義援金です。

一方で、このような時期には、公式を装った詐欺も発生しやすくなります。

支援をされる際は、必ず公式機関の案内をご確認ください。

そして、もう少し先の話になりますが——

いまはまず、安全と生活の再建が何よりも大切です。

そのうえで、暮らしが少し落ち着いた頃に、熊本の産品を選んでいただいたり、旅行先として熊本を思い出していただけたりしたら、それも地域や生産者の皆さんを支える大きな力になります。

どうか無理のないタイミングで。

熊本が好きで、この土地で子どもたちと暮らしている一人として、そんな応援をしていただけたら、とても嬉しく思います。


おわりに

熊本は、これまでにも多くの困難を、地域の皆さんが支え合いながら乗り越えてきました。

焦る気持ちになる日があっても大丈夫です。

それぞれのペースで、一歩ずつ前へ進めますように。

被災された方も、支える方も、どうかご自身を大切になさってください。

少しずつ、穏やかな毎日が戻ってきますよう、心よりお祈りしております。

 

坂本 美唯
meguri health lab


本記事の内容は執筆時点の情報です。状況は変化する可能性がありますので、最新の情報は自治体や公的機関の発表をご確認ください。

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