SNS初心者は何を撮ればいい?撮影が苦手な私が調べた続けやすい撮影方法

前回の記事で、フルタイム勤務のままSNS運用を始めるために、AIチームを組んだ話を書きました。

▶ 前回の記事:「時間がない」でSNS運用を諦めていた私が、AIチームを組んで始めるまで

企画と台本はAIに任せて、私は「決める人」になる。仕組みは組み終わった。あとは撮って、投稿するだけ。

そう思って、三脚まで買いました。

でも、撮った写真を投稿できませんでした。

この記事で分かること

  • SNS初心者が撮影で止まる、よくある原因
  • まとめ撮り・光の確保など、続けやすい撮影方法4つ
  • 撮影準備のうち、AIに任せられる部分と任せられない部分
  • 前回宣言した4つの数字の途中経過

三脚まで買ったのに、投稿できなかった

私が運用しているのは、グルテンフリーの材料でジャンクフードを再現する料理のアカウントです。平日は仕事と家のことが終わってからしか時間がないので、撮影は夜、台所の照明の下でした。

撮影の準備は、AIチームが作ってくれていました。撮るカットの一覧、撮る順番、スマホの明るさを固定する方法、照明を置く位置まで。

それでも、撮れた写真はこうでした。

  • 構図が微妙
  • 生活感が出すぎる
  • 思ったより暗い
  • なんとなく垢抜けない

「投稿しよう」と思える写真にならなかった。

前回宣言した数字の、途中経過

前回の記事で、4つの数字を測ると書きました。まだ比較できるほどの記録はありませんが、今の時点で出せるものを載せておきます。

測るもの今の状況
AIの案をそのまま採用できた割合最初の週の企画4本のうち、そのまま採用3本/一部修正1本/却下0本
投稿が途切れた回数予定どおりに投稿できなかった
1投稿にかかった自分の時間まだ記録できていない
保存数・視聴維持率まだ数字なし

修正した1本も、調味料の原材料を確認し直しただけでした。

並べてみると、はっきりしました。企画は止まらなかった。止まったのは撮影でした。

続けるのが難しい理由は、文章でもAIでもなく「素材」だった

ここで気づきました。

SNS運用で困っていたのは、文章でもAIでもなく、素材でした。

AIは、投稿案もキャプションもハッシュタグも投稿計画も考えてくれます。撮影リストまで作ってくれる。

でも、写真そのものは撮ってくれません。

前回の記事で、AIに渡さなかった工程を表にしました。「やるかどうか決める」「作る・食べる・撮る」「投稿ボタンを押す」。太字で残した行です。

詰まったのは、まさにそこでした。撮影、行動、経験。ここは自分でやるしかない。そして、ここにも仕組みが要る

SNS初心者は何を撮ればいい?調べて分かったこと

そこで、SNS初心者向けの撮影方法を調べました。

意外だったのは、みんな毎日撮影しているわけではなかったことです。

調べた範囲では、クリエイターや運用担当者の多くが「まとめ撮り(バッチ撮影)」をしていました。撮影する日を決めて、何本分かの素材を一度に撮っておく。投稿のたびにカメラを出しているわけではありません。

「何を撮ればいいか」の答えも、ここにありました。何を撮るかより先に、いつ・どこで・どう撮るかを決める。撮るものは、そのあと投稿テーマから逆算すればいい。

初心者でも続けやすそうだった4つの方法

① まとめ撮り

撮影日を1日だけ作って、まとめて撮る方法です。

私の場合は、週末に3品まとめて作って、まとめて撮ることにしました。平日は撮らない。撮影は週末に寄せて、平日は編集と投稿だけにします。

料理なら、材料・工程・完成の3種類を1回で撮れます。作業風景を投稿したい人なら、パソコン・ノート・コーヒー・本などを一度に撮っておくと、しばらく素材に困らないそうです。

② 光を確保する(夜が基本、昼は窓際)

高価な機材より、自然光のほうが大事という意見が多くありました。

ただ、子育て中の私にとって、撮影は夜が基本です。昼に落ち着いて台所に立てる日は、そう多くありません。写真が暗かったのも、夜の台所で撮っていたからでした。

そこで、光の確保を2つに分けることにしました。

  • 夜(基本):部屋の電気に、手元を照らすライトを1つ足す
  • 昼(家族が協力してくれる日):窓際で、自然光で撮る

自然光がいいと分かっていても、毎回それを前提にすると続きません。基本は夜に撮れる形にしておいて、昼に撮れる日はボーナス。家族が協力してくれる日は、迷わず窓際で撮ります。

③ 何を撮るか先に決める

撮影前に、投稿テーマ・構図・必要な写真を決めておく。思いつきで撮るより効率的だという話です。

ここは、AIにいちばん任せやすい工程だと感じています。私の場合、撮るカットの一覧はAIチームがすでに作ってくれていました。

足りなかったのは、撮る場所を決めることでした。生活感が出すぎたのは、背景まで決めていなかったからだと思います。これからは、撮影する場所を1か所に固定します。

④ 完璧を目指さない

初心者向けの記事を読むと、「まず投稿する」ことを重視している人が多くいました。

私は「もっと上手く撮りたい」と思って止まっていた気がします。

私のアカウントは、もともと「料理が得意ではない人が、ジャンクの再現を検証する」研究所のような場所です。うまくいかなかった回も「敗因」として出す、と最初に決めていました。写真も同じでいい。垢抜けない1枚目も、検証の途中経過です。

詰まったことと、これから試すこと

撮れた写真これから試すこと
思ったより暗い夜はライトを1つ足す。家族が協力してくれる日は昼の窓際で撮る
生活感が出すぎる撮影する場所を1か所に決める
構図が微妙角度を「真上」と「斜め」の2つに絞る
なんとなく垢抜けない完璧を目指さず、まず出す

4つとも、高価な機材は要りません。変えるのは、撮る時間・場所・決め方だけです。

今後やってみること

まずは、この4つを試します。

  1. 週末にまとめ撮り(3品ずつ)
  2. 夜はライトを足して撮る(家族が協力してくれる日は昼の窓際)
  3. 撮るものはAIの撮影リスト、撮る場所は1か所に固定
  4. 投稿する前提で撮る(上手く撮れるまで待たない)

やってみた結果は、次の記事で書きます。前回と同じく、うまくいかなかったらそのまま載せます。

まとめ

AIを使えば、SNS運用は楽になります。実際、企画も台本も止まらずに進みました。

でも、続けるために必要だったのはAIの性能より、撮影の仕組みづくりでした。

AIで速くなるのは、判断と言葉。素材は自分で用意するしかありません。だから、素材づくりにも仕組みが要る。

私と同じように「何を投稿したらいいかわからない」「写真が撮れなくて止まっている」という人は、まずは1日だけ、撮影日を作るところから。私もそこから始めます。


SNS運用の仕組みづくりや、AIを使った制作・運用体制について相談したい方は、お問い合わせページからお気軽にどうぞ。自分で走らせながら検証している内容を、そのままお話しします。

筆者について

坂本美唯。Web制作とAI活用支援をしています。フルタイム勤務と並行して、サイト制作とSNS運用の仕組みづくりに取り組んでいます。この記事に書いた内容は、すべて自分のアカウントで実際に運用しているものです。

公開日:2026.9.11/この記事は運用途中の記録です。状況が変わった時点で追記・更新します。記載しているのは筆者自身の運用実績と判断であり、同じ方法で同じ結果が出ることを保証するものではありません。